塗装工事や
防水工事の見積もりの中に
コーキングやシーリングという項目があります。
実は
コーキングとシーリングは、同じものだということをご存じでしょうか。
今回は、
防水工事の
コーキングに関して解説します。
▼
コーキングとは
外壁サイディングのボードとボードの繋ぎ目を
コーキング材で埋める工事です。
その材料などを充填材・
コーキング材・
コーキングなどと呼びます。
コーキング工事の目的は、主に雨漏りを防ぐ防水性の確保にあります。
環境により異なりますが、紫外線などの影響を受けて、約5年を過ぎたあたりか
コーキングのひび割れ・肉やせ・?離が始まります。
▼
コーキング工事の作業手順
■除去・清掃
まずは、既存の
コーキング材を取り除きます。
新しい
コーキング材を埋める前に、古い
コーキング材が埋め込まれていた部分を掃除します。
■バックアップ材などの取り付け
コーキング材を充填する前に、
コーキング材が建物の歪みや動きについていけるようにするために、バックアップ材などを付けます。
バックアップ材とは、
コーキング材を詰める目地の深さを調整し三面接着を防ぐものです。
外壁の
コーキング工事は、二面接着が基本です。
三面接着では
コーキング材が自由に動かないので、建物のかすかな動きに連動したり、建物にかかる力を干渉したりできなくなるからです。
■マスキングテープによる養生・プライマー塗布
マスキングテープで保護し、シーリング材を密着させるためのプライマーを目地に塗布していきます。
この時、プライマーは
コーキング材と目地との間で接着剤の役割をしてくれますよ。
■
コーキング材の充填
コーキングガンと言われる専用の器具を使い、
コーキング材を目地に詰めていきます。
その後、ヘラでならしていきますよ。
押さえて密着することで、
コーキング材と目地との密着性を高め、余分な
コーキング材を除去しますよ。
▼まとめ
建物を長く使うために、必ずやらないといけない工事が
コーキング工事です。
工事の手順としては、既存の
コーキング材の除去・清掃から始まり、新しい
コーキング材を充填するところまで行います。
株式会社HI-craftでは、
コーキング工事をご依頼いただいたお客様には一定期間毎年定期点検にお伺い致します。
お気軽にお問い合わせください。